お金と向き合うことで見えてきたもの
みなさん、こんにちは。
ふしみっこです。
前回は、お金劣等生時代の私と、そこから変わろうという
きっかけを掴んだお話について書きました。
お金はあれば安心。そして頑張って働いて稼いだお金は
好きに使ってこそ価値がある。
なぜ自分はこう考えるようになってしまったのだろう・・・
お金に対する価値観がうやむやなまま、社会人になり
周囲におしゃれだと思われたいから、服装に気をつかい、
休みには海外旅行へ行き、実家暮らしなのに貯金額が
少なかったわたし。
浪費家の階段を着実に登ってしまっていた自分・・・。
なぜそんなふうになってしまったのだろう。
ふと、大学時代を思い出しました。
小さい頃からお小遣いは無駄使いせず、きちんと貯めていたし、
お小遣い帳も必ずつけていたタイプ。
両親が若くで家庭を持ったこともあり、お金のやりくりが大変そうなのを知っていたので、無理を行って私学へ行かせてもらった両親に、授業料以外で負担をかけるのは勝手に申し訳ないと考えていました。
大学入学後は、両親に相談することもなく、迷わず奨学金をもらうことにしました。
そこでいただいた奨学金は語学力を伸ばしたく、夏期休暇中に語学研修へ行く費用は奨学金から捻出し、食費以外で自分にかかる費用はアルバイト代から全てまかなっていました。
留学費用も、別の返済なしの奨学金から捻出し無事、一年間異国で「コネなし、知り合いなし」の場所で生活する力をつけたい!という目標を叶えることができました。
その留学で気力を使い果たし、帰国。
就職活動も身が入らず、折しも超就職氷河期。
紆余曲折あり、なんとかご縁のある会社が見つかったのは幸運でした。
しかし、就職したら容赦なく奨学金返済が始まります。
大学時代に費用を工面するのに一生懸命だったわたしは、心が疲弊していたのか、
社会人になったら娯楽や被服費に好きなだけ自分のためだけに使いたい!と現実逃避するようになってしまいました。
それがつい2年前まで浪費していた自分の思考パターンの癖だったのだと
ようやく気づいたのです。
好きに被服費や娯楽、旅行に使ってきた結果、残ったのは大量のモノと
少ない額の預金通帳。
まずは家のお金の支出が年単位でどれだけあるか、に向き合ったことで
メタボ体質の我が家の家計に気づくことができました。
そしてそのメタボの原因が、自分の浪費だということにも。。。