これまでも、これからも

アラフォーワーママが快適生活を目指すブログ

テレビ番組から多様性を考える

みなさんこんにちは、ふしみっこです。

今更ですが、ソーイングビー2」にハマっています。

 

お裁縫の得意な男女が年齢、性別の垣根を越え、アマチュアナンバーワンの

座を競う番組なのですが、毎回課されるテーマも様々。

 

制限時間を設けられ、創造性を競ったり、はたまた正確さを求められたり。

下手ながらもお裁縫が好きなわたしは、毎回娘と一緒に楽しみに

している番組です。

 

ところで、「裁縫」と聞くとイメージできるものは何ですか?

 

生地屋さんへ行く、布を裁つ、ミシンの前で作業する・・・

 

大抵祖母や母親などの「女性」の姿が浮かびませんか?

 

しかし、こちらの「ソーイングビー2」には総勢10人の参加者のうち、

男性はなんと4人

年齢も職業も様々です。

 

そして4人の男性がそれぞれユニークなんです!

・軍隊で働くニール 

軍の遠征にはミシンを携え、アフガニスタンなどの遠征地
でもカーテンを縫う

休日はラグビーをするか、奥さんにドレスを縫ってあげることが好き

 

・最年少の出場者ライアン

20歳の彼は学生で、テディベアの縫いぐるみの服作りが上手なおばあちゃんから

裁縫を習う。7歳から型紙を使って服を縫う楽しさを覚える

 

理学療法士のポール

幼少期から母親が裁縫をしているのを見て覚える

女装好きなお友達にドレスを作ってあげたりする

ゾウ柄プリントの生地が好き。

 

・ITコンサルタントのマット

真剣に裁縫を始めたのは3年前、オンラインレッスンで技術習得に励む。

妻のドレス作り、子供たちのコスチュームを作るのが好き

 

なんで男の人がワンピース着てるの?

女装って何??と娘。

 

男性だけど、ワンピースやハイヒールを履いて女性の格好をするのが好きな人

男性の見た目だけど、心は女性だと感じている人

男性の見た目かもしれないけど、女性でも男性でもないと感じている人・・・

 

いろんな人がいるんだよ、世の中には。

 

娘と話している間、わたしはこういった人たちを差別してないか?

上から目線で捉えてないかとドキドキしながら伝えました。

 

「留学先で仲良かった友人がゲイ」

「駐在帯同先で仲良しになった友人がゲイカップル」

というのをついつい話題にしてしまう自分がいるからです。

 

それって、自分の中に偏見や差別意識があるのではないか?

と気付く機会を与えてくれたのは、まめたろうさんが開催された

オンラインコミュニティイベント。

 

「わたし、差別とかしないタイプ」と思い込んでいた自分が恥ずかしい。

差別や偏見を受けていないから、こういう若干上から目線の言葉が言えるのでは

ないかと。

わたしがゲイの友人と仲が良いくても、彼らが現実社会で直面する差別や偏見は

消えてなくなってはいないのだと。

 

差別はいけない!と言うことは簡単だけど、まずは差別されている人たちの

状況を知ること、想像することで自分の中にある偏見や差別意識

乗り越えていきたいな思います。