これまでも、これからも

アラフォーワーママが快適生活を目指すブログ

子どもの苦手領域も敢えて経験させてみた

みなさん、こんにちはふしみっこです。

今年の夏はプールも旅行へも行けず、夏らしいこと何も

できなかった我が家です。しかし、

 

等々力渓谷で虫取りをしよう!」

 

というお誘いをいただき、先週末にものすごく虫に詳しい小学校1年生の

虫博士のガイドで等々力渓谷を散策することができ、自然の空気を満喫してきました。

さらには、私にとってはただの虫取り会ではなく、とても会いたかったお二人と

時間を過ごすことができた貴重な一日となりました。

等々力渓谷は都会のオアシス

怖がりの娘でも楽しめた

虫取りはVUCA時代を生き抜くスキル!?

 

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「虫取りは怖いから、私は水遊びしたい」と虫怖い娘。

 そんな彼女の意思を尊重して、わざわざ虫がたくさんいる場所へ行かなくても

いいのかもしれません。

 

小さい虫を見ても飛び上がって怖がる彼女を前から少々不憫に感じていました。

苦手なものを克服する必要はないけど、虫たちとは今後も付き合っていかないと

いけません。

アリ、クモ、ダンゴムシは自然に行かなくとも公園にいるし、

保育園ではカブトムシやスズムシを飼育しています。

 

虫取りは怖くとも、どんな場所にどんな虫がいるのか、虫以外にどんな

生き物がいるのか、そんなリアルな体験をしてほしくって。

 

等々力渓谷は都会のオアシス

 

当日は虫育児を全力でされているかおさんの息子さん、虫大好き「虫博士」が

引率してくれるとのこと。

なんと頼もしい。

 

そして、もう一人ずっと会いたかった、イハッピーさんが小一の次男くんと参加。

 

 

前日に娘のサイズアウトしたサンダルを買いに出かけ、準備万端で迎えた日曜日。

 

なんとまさかの大雨!!!

 

しかし、虫博士がてるてる坊主さまへお願いしてくれていたのが効いたようで、

一時間ほどすると、小雨になりとうとう雨はやみました。

 

最初は消極的だった娘も、お兄さん2人とだんだん打ち解けてきた様子で

虫は怖いながらも、後ろをついて生き物観察。

 

虫博士の虫を見つける嗅覚がするどすぎて、毎回びっくり!

どこの木にどういう虫がいるか、どの場所ならいそうかを

熟知していて、大人でも知らないことばかりを教えてもらいました。

蝉はオスがなくんだよ~、メスはなかない、など←知りませんでした。

 

怖がりの娘でも楽しめた

虫取りは家族だけだったら、絶対に行かなかったと思います。

虫を捕まえなくても、自然を肌で感じ、木に虫たちがいること、

沢にカニがいること、蝶やトンボが羽ばたいていること。

沢の水は冷たいこと。捕まえたい生き物によって、網の大きさを

使い分けることなど、それらを経験することで、生きた知識が得られます。

 

虫取りはVUCA時代を生き抜くスキル!?

最近、先の見えない時代、VUCA時代なんて言われてますよね。

そんな時代を生き抜く子どもに、親は何ができるのかふと考えることが増えました。

VUCAとは

将来の予測が困難な時代

V=Volatality    変動

U=Uncertainty 不確実

C=Complexity 複雑

A=Ambiguity  曖昧

創造性、社会性、オリジナリティが求められる仕事が残っていく・・・

今後、いい大学を出ていい会社へつくのがゴールではなくなっていき

既存の知能を伸ばすだけの教育ではなくなっていくようです。

 

文部科学省は2020年新学習要領を発表しています。

www.gov-online.go.jp

 

親のわたしは子どもに何をどう教えていけるだろうか・・・

 

今回の虫取りのように、「生きた知識の習得」(認知能力)を育む機会を

与えてあげることはできます。

 

 

子どもが苦手なことも、あえて巻き込んでみるとそこから学ぶことも多いのだな

と、今回虫取りに行って思ったのでした。

 

これからの時代は、非認知能力と認知能力を相互に作用させることで

こどもの「自分力」が育成されるんですって。

 

ほんとに親とは違う時代になってしまい、戸惑うばかりです。