50代以降のライフプラン
みなさん、こんにちは。
すっかり元気になったふしみっこです。
夏は好きですか?
無風な関西のじっとりした暑さが好きではないので、
毎年お盆休みは実家に帰りません。
風がそよそよ吹いてくれる関東の夏の
ほうがまだましなので、毎年8月は早く過ぎてほしいと
カレンダーを眺めてしまう、そんなわたしです。
さて、今日は50代以降のライフプランはどうしようか、と考える機会がありましたので、それについて考えてみようと思います。
今一緒に働いているチームメンバーは私以外、皆さん50代。
新卒を採用しない業界なのと、会社が経験者をかき集めると
だいたい、年齢層は40~60代になっているという業界の危うさを感じるところ
ではあります。
そのようなベテランの方々に仕事を教わりつつも、その方々の過去や
現在についてお話をしてくださいます。
大半の50代の方は、お子さんがこれから進学(高校、大学、大学院)
や親の介護がいつ始まってもおかしくない年代です。
さらにチームメンバーの方々口を揃えておっしゃるのは次のこと;
- 年収は以前の半分になった
- コロナ休業中なので、収入が減って困っている
- 子どもの進学が控えている
- パートナーは専業主婦率が高い
2000年代に入るまでは年収1500万円プレイヤーが当たり前だった業界
らしいのですが、(就職氷河期世代の私には無関係)それに加え社員数も
多かったようです。
その結果、会社は赤字を抱えることになり、華やかな時代へ終わりを告げ、
大規模リストラ時代へ突入しました。
その「良き時代」を最後に味わった方々が今の50代の方々というわけです。
お話の中にもその「よき時代」が忘れられないのだなと言葉の端々に
感じられます。経済的に以前より厳しい直面にあっているのだとは
想像できるのですが、あまり悲壮感が漂っておらず、余計なお世話ですが
50代以降のライフプランは大丈夫かな、と思わざるを得ません。
50代からのライフプラン
いやいや余計な心配しなくても、きっとちゃんと個々で考えられているのでしょう。
しかしですね、FP3級の試験を9月に受験する私、ライフプラン大切だよなと
しみじみ思う訳です。
(こちらの本で勉強を毎日コツコツやってます。進度はカメの歩みですが・・・)
夫の年収が高いことで、余裕のある暮らしを送ってきた家庭は
急なリストラや転職で収入が下がった場合、一気に暮しの質は
落とせないのではないでしょうか。
実際、チームメンバーのパートナーは専業主婦、もしくはパートタイマーが
デフォルト状態。
ある方は50代後半で単身赴任をされており、娘さんが高校生になったばかり。
収入がコロナ休業で収入が激減し、社長にもこの状況をなんとかしてほしいと訴えて
らっしゃるとか・・・
普段は陽気な明るい営業マンなのですが、ここ数ヶ月お会いしないうちに、以前のような溌剌とした雰囲気が消えてしまったように感じました。
正直、コロナウイルスで生活が激変してしまうなんて予想でなかったので、
わたしが至った結論は、
夫と同じ会社、同業は危ないかも!??です。
そして私は細く長く、働き続けようと。
50代からのライフプラン、漠然と頭で描いているのではなく
きちんと紙に書き出してみようと思う会社での出来事でした。
やはり、基本的には誰もお金の困りごとは避けたいですよね。
50代からの人生において
- やりたいこと
- 叶えたいこと
- 必要となること、を具体的に書き出す。
例えば、「定年後は年に1回は夫婦で国内旅行にいきたい」
「子どもが大学、その先進学したいと言った場合」
「現在のマンションを売却し、コンパクトな住まいにする」
など、それぞれにどのくらいかかるかをざっくり計算しておくのが
いいと思います。
ライフイベントは、大きく次の項目に分けて考えてみるのが分かりやすいですね。
- 本人に関わるもの
仕事に関する目標や希望(予定)、個人としての趣味や楽しみ (例えば、昇進、転職、退職、車購入など) - 家族に関わるもの
家族のイベントや子どもの独立(例えば、家族旅行、大学入学、就職、結婚、家のリフォーム、親と同居など) - 社会に関わるもの
社会との関わりやつながり (例えば、ボランティア活動、PTA活動、地域の自治会活動など)
それぞれのライフイベントに「いつ when」「(家族の)誰が who」そのイベントにいくら位必要(予算金額)how much」といった項目を書き加えておきます。
以上のライフイベントを経過年数、年次(西暦・和暦)、家族構成とそれぞれの年齢を記載した表に当てはめたものがライフイベント表なります。
みなさんもこのお盆休みにライフイベント表の作成、してみませんか?
ちなみにライフイベント表は日本FP協会のものが便利です!